|
■CALMANDO QUAL 前に見たときとまったく趣旨の違うバンドになってるじゃん！何故！何故十字架に吊り下げられて目だけチラチラしたり、半ズボンに黒い羽根を背負って酒飲んだくれたりしてくれない！演出無いじゃん！打ち込みも素敵だったのに、ベースも加入してバンドの音になっちゃって、ふつーにメリゴとかkeinとかあーいうの好きデース！系の普通の黒系バンドになってるじゃん！CALMANDO QUAL…存在意義とまで思ってたゴスい演出は何処へ忘れてきた。あまりにも普通すぎて、普通すぎて･･･不可ぁぁぁ！！！ とか言いつつ、なぜか、これはこれであんまりキライじゃない。･･･血か。私の黒い血か。名古屋系な人たちに比べたらどー考えても個性と質で劣るっていうのを前提にして、それでもニコニコしながら観ているんだろうな私。好きだからなぁ･･･こういう「和製ゴス」。黒い。でも猟奇ではない。エログロでもない。 でもやっぱりバリ演出のCalmando Qualを希望。 【Officiaｌ（?） Site】 ■phylia ここ数年でどこかに忘れてきてしまったディルアングレイ魂を思い出した。メロディアス+煽り。あーこれがディルっぽいって奴よね。うーん下手くそでもないし、嫌いじゃない。あはははー楽しいなぁヴィジュアル系。なんだかピュアに楽しくなってきちゃったさ。 ラスト煽りの曲の「ラストーッ！」が「ブラストーッ！」に聞こえてしまって、その後「ブラストポイントッ！ブラストポイントッ！」と連呼してるようにしか聞こえなくなってしまったため、愉快さが更に加速された。 でも重大発表してて、どーせさして重要でもない重大発表なんだろなぁとか考えてたら活動休止なんだってさ。客の反応の無さが痛々しかったさ。 ■Blast 私が頑張る理由なんかどこにもないのに、何故か無駄に嬉しそうに見てしまった気がする。で、なんだか異常に楽しくなってしまった気がする。維那、依織のギターを無理やり取り上げブタを押し付け、チェリーちゃん+依織暴走ターイムー！きゃーバンギャ服依織かわいーかわいー微妙にかわいくないとこもかわいー！秀朗さんファンの肩でくつろいでて･･･なにしてるんだろう。ファンとの距離が遠いとか近いとか言う以前に、「そんな概念など無い」気がした。手が届くのなら秀朗氏の肩をもんであげたかった。 一見普通にかっこいい。なのに笑える。絶妙なさじ加減での笑いを提供する変なバンドBlast。あぁ癒し系だ…。ゴチ！ ■ガゼット 名前が似てるってツッコミはさんざんに入れてたさ。だけど、まさか本気で「ガゼット」と「ガレット」の区別がつかずに大混乱するとは思わなかったさ。「次ガレットですか？」「はいガゼットみたいですー」「そっかーじゃここらへんで観るかー」…って、なんだか随分華やかな客が集ってきてるなと思ったら、逆ダイッ逆ダイッ逆ダイッ！うおーっ！撤収ーっ！ おぉー殺伐としてるー！こんなにわかりやすい逆ダイの光景を久しぶりにみたわ。オーイエーレッツ逆ダイー！Blastが楽しくて、いい調子に酔っぱらってたので、ハタから見たら大人しいGULLETファンとは思われないくらいには参加してみた。逆ダイカモーン！逆ダイカモーン！キャーこれが横ダイかぁー！ところでー、ファン観察とファンごっこで忙しかったからあまり良く見てないんだけどー、例えばナイトメアとかとどこが違うのかなー。 煽るだけ煽っても何故か清々しいのは何でだろう？話によると、メロディアスな曲をやると結構いい感じのバンドさんらしいけど。ちょっとそこらの煽りバンドとはなんか違うのかもしれないな。いや、わかんないけど。 ■Fatima 間違って異常に前に行ってしまった。飛べません！頭振れません！コブシも上げられません！とかいう言い訳は通用しません！のんびりメンバー観察どころじゃない。なんちゃってダウナーちゃんぶってるので精一杯。しかしそれもまんざらでない。ここは敢えて「サナカァ〜ッ♪」「レイサマァ〜ッ♪」と黄色い声を出してぷち咲いてみる。ご満悦♪ 敢えて恥ずかしい行為をしてみたくなるFatima恐るべしです。至近距離で見るLay様がイイネ。 疲れた。Fatimaは遠くから眺めてるほうがいいかもしれない。暴れるのはその気になればどこでだってできるけれど、Sanaka氏の行動も良く見てよく聞いて、ちゃんと観察しないとね。愛玩人間なんだから。 ■GULLET Fatimaで体力を削られ酷く疲れてた。 なんかさ、三日間観て思ったの。今日話し合ったんだけどさ。カジュアルな服を着てどこぞのヴィジュアル系と大して変わらずに煽ってるGULLETなら別にいらないのよね。ノーブルであんまり煽らない「静謐なる大人の色気」炸裂のGULLETに打ちのめされて、その唯一無二の存在感に惚れて好きになったんだから。三月の鹿鳴館でのBlastツーマンくらいからおかしくなってきてるかなカリスマ度が。GULLETにはさ、おそらく「GULLETにしか出来ないこと」っつーのがある筈でないの？ すごいバンドを作るためにいろいろと無理しても人材集めて結成したんでしょうが。道楽でバンドやってるんじゃないんだろうし。そりゃあ確かにかっこいい曲なんだけど、煽られても所詮、煽り専業でやってるバンドに比べたら暴れるにしたって何にしたってノリにくいじゃん。でもそれはそういうモノだと思うのよ。「客がノリノリ」とは別の「激しさ」を求めてるんだよ。そこらへんのバンドとさしてかわんねー思うから、あんまり煽ってくれなくていいよ、音と態度で。音と態度で「煽って」そして「黙らせて」。このまま行くとまずいことに、レベル落ちディスパになる気満々でしょ。レベル落ちって云うのは･･･「ルックス」と「キャラ」「企画力」そして「演奏力」で勝てるのか？ってとこ。それでもGULLETを選ぶ人も多いと思うけれど、バンドの本質はさておいて、愛着やら過去の栄光やらにすがってるっつーんだったら、個人的には別に好きでいる義務もないと思うし。 バンド内でやりたいことは整理されてるのか？不満に思ってるメンバーはいないか？そしてファンとメンバーの求めるものの差異を感じてるのかしら。 出始めが心もとないのは仕方ないけれど、でも始動してから一年にもなるよ。 結成後一年も経ってないのに既に「昔は良かったなんて〜」状態っつーのも、激しいことやね。このまま行っちゃうのかなぁ･･･。 それも全てがバンドの意思ならば何も言わずに去るのみ、なんだけど。なんだかなぁ。ここで自分好みのバンドをみすみす失いたくはないなぁ･･･。 今日は「剥離」の日。やはりここはスローな曲で震え上がるGULLET。たまには後ろでじっくりみたいなぁとか思いながら、いつも漾の色香に騙されてにじりよっていってしまう愚かな私。色香ですよ色香。色気だけで何人かは殺してそうな人ですよ。ヤバいですよ彼は。ボトルの水をかぶってるだけで気が遠くなります。そして玲央の怖さにいちいちビビっては喜ぶ。怖い。おばけやしきにでたら保護者までマジ泣きさせるくらいの勢いで怖いのがイイ。素で何人か殺してからライヴに参上してきてそうですよ。 覚氏の髪の毛が束になってアイロンかなんかでくるんとしてて。アロエのとげとげみたいに。ついに自ら植物になったかな、と思った。フフ… 明日仕事行きたくねぇ！と真剣に思った。疲れた。 でも三日連続であっちこっち行ってもなんとかなるもんなのねぇ。 宴の後には、ヴィジュアル系は平和だな、と帰りしなに思わずつぶやいてしまった。 終演後、ただただ無駄にデカいBlast機材車をなんとなく覗いたら、誰か寝てた！逃げた！よく考えたら秀朗氏だったかもしれなかった！無防備の権化がいます！ 出待ちオールカモーン状態だったけど、夢が壊れると嫌なので撤退しました。つっ…疲れてしんどかったからじゃないもんっ！後から聞いたら漾氏が踊ってたとかSPにエスコートされてたとかなんとかかんとか… GULLET 2003 live chain " mad bless yours " 【edit:2003.8.4】 |
