SWEET EXTRA 2004
“NEW ★ BEGINNING”


Fatima
lab.
DAIGO☆STARDUST
La'cryma Christi
Psycho le Cemu


2004.7.23

Zepp Tokyo




■Fatima
去年(個人的に)超コケたへちま。今年こそはと凄い勢いで掴みに来てるであろうへちま。セットリストも、静む→パブリック→ヒューミリ→キャンディ→ノーブルとガッチガチに固めて、とってもやる気まんまんなへちま。静む体温はZeppの広さに負けず堂々としてて素敵だねぇ、うっとり。
しかし…
Sanaka氏どうしたか、テンション高すぎで舞い上がり、終始「トワーッ!トワーッ!奴がドラムのトワだトワーッ!トワ!トワ!ナァーッッ!」ってな調子で叫んでいるのを観て微笑ましくも不安にかられます。大丈夫かサナカ。戻ってこいサナカ。むちゃくちゃな演奏が不満通り越して面白いぞへちま。ヒューミリ前のメンバー紹介長すぎるぞへちま。初見さんを笑わせるならヒューミリは止めない方がいいんじゃないかとか思ったけど余計なお世話かよへちま。どうしてここ一番の時に頑張りすぎて失敗するひとたちなんだろう・・・。
アレを見ろ、ミラーボールだ。俺は、生まれ変わったら、あれになりたい・・・」退場時の捨て台詞もテンションの高いぞぉ!場内爆笑。
「所詮インディーズ」くささを感じつつも、でも楽しかったから良いです。Noble king snakeで点火されるライターの数がFatima動員の数です。結構多い。
キネマ倶楽部のワンマン楽しみ。でもここ一番の時に頑張りすぎて失敗するんだっけ・・・。
【SETLIST】1.静む体温 2.Public eyes 3.Humiliate me more, Darlin' 4.Candy Strippers 5.Noble king snake


■lab.
このまったりぐだぐだ具合が良いのよねー。黒服ワンピースがビラビラズルズルでまったり音楽って良いですねぇ。古き良き時代のお化粧バンド風味でレトロなところがかえって新鮮だね。脱力具合がKissxxxx に出てくるバンドのようだね。「君達手扇子同好会でショ?」とかぐだぐだに気合抜けつつも割と身近なネタを振って、まぁなんつーか舞い上がってる某サ●カとかいうヒトの一歩上を行く、「北風と太陽」の太陽みたいに客を掴んでいらっしゃる。
そしてさりげなくドラムが気持ち良かった。ここ煽りは要らんわねぇ。ハンパだし。
KUON様が青さんじゃなかったらイイのにぃ。清春と同じで何か存在をバカにされてるような気がするから私はあのひと嫌いみたい。でも黒いビラビラズルズルのワンピ素敵だったから、まー…いいか。黒いビラビラズルズルワンピこそお化粧バンドの醍醐味よね。つーかよぉ、これをどうして石井秀二にやらせないのかと。goatbedと足して二で割ったら最強の黒ズルビラだよう。もー。黒ズルビラなのに良く見たら足元が白いスニーカーなのがアレなんだよぅ。ギリギリで「ハズしたお洒落」を認めようかなぁ、くらいの…。
関係無いけどどーしても「ラボ」って読めないのよぅ。laboratoryでラボなんだって解かってても「ラブってさぁ〜・・・」ここまで続くかROUAGEの呪い。Labですけど。


■DAIGO☆STARDUST
イケメンキターッッッッ!ダイゴカコイイ!ダイゴカコイイヨ!キラキラー!キラキラー!
遠目にも解かる輝かしいオトコマエっぷりは舞い上がった某サナ●の比じゃないぜ。衣装から水平に羽生えとる。すごーい紅白にでてくるひとみたーい。
昨年末のNK馬鹿祭りで大失敗を犯し、なんだかサムい空気を作ってしまった彼は、イベントというモノに対して少なからず身構えているのでありましょうか。思いきりビビりながら来たのになんだか本日大ヒットしてしまったことに本人自身が驚いている、ってな感じであった。やってる内容ほとんど同じなのになぁ…。客層と会場が違うとここまで差が出るもんなのねぇと感心する事しきり。このネタ通じるのはやっぱりメジャーか。最前の客の手の甲にチューして回って「やっと逢えたネ」などとぬかしやがる…。イカス。さすが、ファンを集めて握手会ならぬハグ大会を催すバカ。
衣装のプチチェンジも頻回、とにかく遠目にもバカ炸裂スペイシーな男前に圧倒。美形でアタマの弱い子がステキ、なんて、ちょっとアレっぽくてアレですけど、まぁどこまで持つかなぁ、にっこり。


■La'cryma Christi
せんせー!たいへんですぅ!しってるきょくが いっきょくも ないんですー!
えっとぉー、人間は年齢を重ねるのは自然の節理だと思うんですけれどぉ、過ぎた年月以上に加速してしまうのは、違うと思うんですー。
・・・超おっさんハードロックじゃけん。後期マシンガンズも真っ青のしみったれたおっさんハードロックじゃけん。
そんなセットリストに唯一過去の幻影を見せるラクリマのキメのあの台詞、アレ。「ラクリマのTAKAを呼ぶ声が小さいなぁ!」・・・っ!た、TAKAあぁぁぁぁッッ〜!
ラクリマクリスティーのヴォーカルはだ〜れ〜か〜な〜?」「TAKAぁ〜(咲)」「だ〜れ〜か〜な〜?」「TAKAぁ〜(s   ・・・うわっ 間違っていちゃった!!!! しかもよりによってア ゴ に  い ち ゃ っ た !ラクリマ決めフレーズに大興奮。なんか違う!!
レビンちゃんが・・・。あの子ってば小さくてかわいいキャラだったハズなのに・・・。鍛えすぎて腕ムキムキッとしてて嫌、イヤァァァッ!レビンちゃんがキン消しみたいでイヤァァァァッ!
ちょっとした絶望感と、バンドは二年以上放置しておいてはいけないのだという事を学習した。六日の間泣きつづけさせておくれよ・・・。そして何も見えないよ・・・。
いつ行っても違和感の無いBUCK-TICKとかLaputaは偉大なのだ、と思った。ふー、オバンギャ漂流の旅でLaputaが終わったらFtCでも行こうかと思ってたけど、あそこも今ごろデスメタルにでもなってるかもしれんなぁ・・・。


■Psycho le Cemu
とりあえず激愛メリーゴーランドをステップ付きで心行くまで踊り狂ったので心残りはありませぬ。充実した!頑張って覚えたかいがあったよっ!
なんかね、サイコ名物のルミカライトが、出順がトリだもんでピカピカ度が弱くなってんの。サイコ始まってから折りゃいいのにねぇ。
起承転結が超高速で過ぎてゆく何だか良く解からないダイコン役者による小芝居が終わり、気付くと浪漫飛行のアカペラなんぞやっていたりして。なんだよぅお芝居やるならもっとちゃんとやれぇこのダイコンー!ダイコンー!USAのイベントに出るほどワールドワイドに金かけてもらってんなら、ちゃんとプロの小芝居やれぇー、と思いながら、Aya姫のお妃教育を受け、高貴な身分のかたのご挨拶「ごきげんうるわしゅうとみとくの弟しゅうとみてる」を練習しました。
マーダー・・・、こう聴くと、今時そりゃねーだろっていう錆びついた煽り曲なのが違和感バリバリでかえって面白いねえ。「なめとんかワレェ〜お前かかってこいコラァァ〜!」ってな勢いで、路上で喧嘩する関西人さながらの煽りをかますDAISHIが面白かった。関西人まるだしの煽り…。あるようでいて実はあんまりないものかもしれない。
あ、Seekさん…。その衣装はカコイイよ…。
【SETLIST】浪漫飛行(アカペラ)/ 激愛メリーゴーランド/ 春夏秋冬/ 道の空/ 愛の唄 en. mader・death・kill






【edit:2004.8.9】

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