SCHWEINSTEIN |
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ヴィジュアル範囲外耽美インダストリアル。日本からBUCK-TICKの櫻井敦司&今井寿が、ドイツからKMFDMのサシャ君、イギリスからPIGのレイモンド君が参加してると云うまことに多国籍なプロジェックトSCHWEIN。PIGって誰?シュヴァインってSchweinの椅子?とか言い出すオマエが聴くには贅沢な一枚。 BUCK-TICKとはちょっと違うもの。打ち込みもバリバリかませて、和風インダストリアルですって感じ。 世間的には素晴らしくカッコイイと思うんです。このかっちょいいCDを、このViciousとかMガゼとか転がってる部屋で聴いているっていう状況がまずおかしいと思う。そこらへんに良く転がってるヴィジュアル音楽じゃないもん。 ヴィジュアルヲタクの耳には贅沢ですよきっと、ヴィジュアルの耳には洋モノの血に違和感を感じるね。オブリにしてもそうだけれど、日本的でない、ヴィジュアルでないところを敏感に嗅ぎ付けてしまうの。洋楽モノのネックって、Vocalなことが多いのよね。入り口でVocalの色気のなさに聴いてられない!っていう大変くだらん理由でギブアップが圧倒的多数を占めるんだけれど、日本語で歌われてて、歌い手も日本人ってところが、なるほどーと思えるわけだ。ライナーノートが付いているところまた外タレだねー。中ジャケのゴスな感じもいいねー♪ ある意味何かが壊せたらいいなぁと思う作品。それは自分の中で、でもあるし、日本の音楽ってどうだ?・・・というワールドワイドな視点からでもね。これからも続くと良いね。続かなかったけどね。 ..............
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