Plastic Tree

パペット・ショウが良い。プラネタリウムが好き。
明のギターは私好み。ライヴで出す音の圧力感が好き。
プラは素敵なバンド。独特のサーカスな雰囲気が素敵。
でも陰気くさいメンタル系の空気はちょっと苦手分野でもあって、
だからと言って没個性のロックをやられても困っちゃうし
あんまりしょっちゅう聴いたりしない。
プラには長続きして欲しいと思う。
【Update:2006/01/14】

Parade

Parade それはもう何処を切ってもプラサウンドで、 ふわんとしてて、雰囲気格別で、そこんとこには全然文句ないんですけれど。どろーんどよーんとした鬼気迫るところが抜けた感じ。前作に比べて垢抜けてちょっとオトナに、スタイリッシュになった感じ。どろーんがちょっと抜けただけでエライ違いなのは何故でしょ?
Puppet showは超えられないんじゃない?って密やかに言われつづけて、やっぱり超えられなかったかねぇーって、自分の中では思う感じではあるけれど。これはこれでさっぱりした聴き口がいいのかもしれない、とか思ってみたり。聴いてて気分が落ちていかないというのは大切であります☆
ジャケットのデザインワークが引き続き素敵だなぁと思うのです。赤と白で、シンプルなんだけれどかわいい。
関係ないけれど、初回版の存在を知らずに、ぽしょっと通常版を購入してしまってちょっとクヤシーのでした。

.............. 商品情報詳細
【Update:2001/08/13】

Puppet Show

Puppet Show あちこちのレコ評でべた褒めされていたのが印象的だった。そんなにとんでもないシロモノなのかぁ〜って、興味があってふらっと買ったんですけれど、まさにレコ評サマサマ其の通り、でした。ふわふわで細くて痛くて限りなく内向的な「プラトゥリ」という「世界」がしっかり確立されていて、それは没個性だ没個性だと言われて久しい今日稀に見る才能だなーと思う。そして世界観の線の細さに引っ張られる事なくガッチリカバーできるバンドサウンドの思いきりのいい野太さがとにかく秀逸。聴いてておぉーセンス良いなあ、ロックだなぁ・・・と。楽器隊が世界を明るく彩り、適度に勢いがあって、程よくアングラ感が香り、メジャーにスレただけの完成もないので聴いてて気を惹かれる。楽しい。きっと楽器隊がか弱かったら、精神的に疲れるだけの暗いアルバムになってただろう。声フェチさんには余り好かれないかもしれないけれど。ここまで「歌えなくて」許されるヴォーカリストも竜太郎くらいなもんだ。これでキレイキレイにまとめたヴォーカルなり演奏なりだったらちょっとつまんないだろなこの場合。
ジャケットや歌詞カードのデザインの素敵さもトップクラス。歌詞カードを見てるだけでもお値段の半分くらいは元取れると思う。しかも押さえるトコも押さえててちゃんとプラスティックケースなのでラックに収まる!いいセンスだなぁホントに。

.............. 商品情報詳細
【Update:2001/04/03】


蒼い鳥

蒼い鳥 プラ復活。ドラム脱退後、何事も無かったかのようなタームで発売されててさすがとは思った。ドラムが変わっても本質的に何が変わったわけでもないプラらしい曲たち。ただなんか製作の過程でどっか間違えちゃってると思う。歌をバーンと押し出してきてるので、非常にバランスが悪いと思うのよね。そのかもし出す空気は間違いなくプラであるのだけれど、ちょっと、こう本来強くなくてもいいというか、か弱さがウリのヴォーカルを無理にメインにしなくたっていいんでは?
部屋の空気に、まるで香りのように溶けていくような音楽。プラに必要なものであって、プラがプラたる所以であるもので、そして失ってしまったもの。正攻法ではダメなのよ。ビジネスにつかえる楽曲として正しく美しく整えようとすればするほどPlastic Treeはダメになる。ここに限っては歌を前面に出すべきではない。歌うギター始めハードな楽曲を押し立てて、薄いヴェールをかぶせるようにして使われてこその竜太朗の歌ではないかと。

.............. 商品情報詳細
【Update:2002/09/02】

REVIEW TOPに戻るTOP頁に戻る

TOPページを開きます