magic theatre |
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2000/03/15 OUT |
名盤なのに。名盤なのに。少なくとも私は名盤だと思う。一曲目から11分11秒もあるとこなんか最高。 magig theatreも150円で中古が購入できる時代らしい。 無防備にかわいらしいジャケットを開いた時の衝撃も最高。 上空三千メートルの澄み切った空から下界を見下ろしてるような… 最後の曲Dear Natural、イマジネーション喚起される曲で、あー・・・すごい、すごいな・・・と。もう言葉もないのね。ホントに「音楽」という1枚の絵。 Lime rain好きだ。鳥肌立つ感じ。 例えが難しいんだけれど。ラクリマじゃなきゃ出来ないなこういうの。 やっぱりメジャバンらしい絵画的な音楽が好きだ。これぞ!!って感じがする。 ラクリマはもっともっと油絵の具で塗りたくったようなぼてっと重い感じ。絵的なバンドが好きだ。昔から好きだ。エルドも好きだ。ラルクも好きだ。メジャバン万歳。 しかしなんでこのバンドはどこをどこからどう切っても言いがかりが最終的にヴォーカルに集中してしまうのだろう・・・。生半可では演奏に負けるからこその彼のあのクドさが存在意義、その通り。 で、&・Uという、まるでタイトルが文字化けみたいだと思っていた新しいアルバムは、どんなんなんですかねー。シングルを聴く限り「えぇー・・・?」って感じなんだけれど。With-youとか未来航路とかはやっぱり後ずさりしますから。激アマなのはちょっと・・・。クサ過ぎて倒れそうだし。 ..............
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Lhasa |
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在りし日のヴィジュアル系四天王時代を牽引したこの一作。With-Youやら未来航路やら、とにかく売れるためにポップにシンプルに商業ナイズされた曲達は、ヴォーカルの音量が異常に高い、TAKAの甘ったるい声に、グロ甘い歌詞を乗っけて、結果ナルシスト=ヴィジュアル系のイメージを世間に強烈に植え付けた。それは世間様にはわかりやすいヴィジュアル系戦略であっただろうが、実はラクリマの本質はそこには無かったハズである。コンセプトの「奇妙なアジアンテイスト」をベースに、一曲一曲の個性が際立つ、キラキラごってりずっしりどっしりしたサウンドは、さすがメジャバン気質ダテじゃない。売れるための聴きやすさと、ラクリマのやりたいことの間で悶えてたことが今でも良く見えてくるからちょっと切ない。前半「Yours(訳:あんたたちのもの)」は、例の商業戦略に乗っかったヴォーカルフューチャー&アマアマな中にマニアックさが見え隠れしてる、くらいのものだけど、後半「Ours(訳:ラクリマのもの)」は凄い。いやーこれヴィジュアル耐性無いフツーの人は、地味ね、で終わらせちゃうかもしれないけど、かなりキてると思うのだわ。アングラアジアンな世界はやっぱりラクリマじゃなきゃ描けないものであろうし、その世界観に乗っかった五人分の音がドォォォっと流れ込んでくるカンジで。Zambaraのラストハイトーンなんて凄くない?あそこでなんかうわーっときちゃうんだよね。 なんかそんなこんなでヴィジュアルフリークとしてはPOPとマニアの間で思考錯誤してるので、濃さで行った「magic theater」やらキラキラで行った「Dwellers of a Sandcastle」に比べたら大変中途半端な感じがするんだけど、今のラクリマの基本でもあるのかなぁ・・・って、そんな感じ。少なくとも悪い作品でもないけどさ。腐ってもラクリマ。(腐ってない腐ってない) ..............
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Sculpture of Time |
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メジャー一作目。幻想的で絵画的。イメージ的には「油彩ごってり」で「南の島の異国情緒」。脳内に情景が広がる雰囲気重視。勢い任せにしないキッチリとした音の配置、これぞラクリマって感じで。Sculpture
of Timeはこれ以降出てきた毒々しさの要素もなくて、ひたすら幻想的で異国情緒でごってり。 あ〜・・・、フィジーとかタヒチとか・・・、行きたいねぇ。そんな気分にさせる「南国」、大好きです。青碧の海と真っ白な砂と真っ赤なハイビスカスに戯れ、のんびりしたい。南の海を思わせるような青と碧と銀色のジャケットの色彩がとても好き。 そしてねむり薬のベースが最高です。 ラクリマはTAKAの声をどう受け止めるか、です。 が、とりあえず聴くといいと思うよ。 どうせ中古で投売りだと思うし。 ..............
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