AURORA

関西の片隅で小さく咲いて儚く消えた。
無名でしたが、非常に素晴らしい空気感を湛えたバンドさんでありました。

philosophy

philosophy

(2002/12/28 OUT)

01. indispensable
02. philosophy
03. inferior


ゆっくりとした時間の流れと、水の透明感。風の感触。嵐の冷たさ。
佇まいは自然。スロウな曲が三曲。
未熟ながら完全さを持った本物だ。未熟だったのかもしれないが気にしようとも思わない。
白さの中に、作為という汚れが見えない。作ろうとして作った作りものの嘘がなかった。
それは、たったそれだけの事だけど、貴重な才能だったと思う。
白系白系と言うけど、エルドやリエントに歯がゆくもどうしても足りない要素、それを持ってるわけ。
だから、これは大切に聴いた。大阪の小さな無名バンドだったけれど、解散した時は本当に惜しいと思った。
未だにメンバーの活動がない事が寂しい事だよ。

【Update:2005/12/01】

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