NEO SIGHT 04
~eternity orb~

天崎一桂 with GPRA | Shulla
ポロリ | Vogus Image
KISAKI PROJECT
D | deadman
D'espairsRay



2004.6.11
CLUB CITTA 川崎


「一般人なんて男と服の話しかしないわよ」
そうだ我々には愛すべきヴィジュアル系がある。
後半4バンド面白かったぁ。四者四様に冴えてるな。こんなに面白かったの久々。散々っぱら笑った笑った。ずーっとニヤニヤしながら見てました。
特にD、笑いすぎ。嗚呼あー様。幸せ。充実。大好き。
一応MC係として加藤祐介がいた。


■天崎一桂 with GPRA(O.A.)
■Shulla

いませんでした。平日に五時開演無理です。
ちょっとShulla観たかった。シークレットだったみたい。


■ポロリ
新種のペンキ屋さんみたいなバンドが、入った瞬間「ラストォー!」
なんでポロリさんは、こんなにもクドいというか押し付けがましいというか脳みそ搾られているというか、とにかく凄まじい浸食力なんだろうねえ。その有り余る元気が誰も悪く無いけど迷惑行為だぁぁぁぁ
ずーっと笑ってました。うわぁ咲いてる!うわぁぁ咲いてるぅぅ!うわぁ!うわぁぁぁ ライヴだぁぁぁ どうしたんだ自分!うわぁぁ ヴォーカルの髪型おかしいようわぁぁ
物販で、物販を売るというよりむしろメインで「最前全取り・チケット買い占め禁止」と掲示されていて感動した。


■Vogus Image
通過してゆくひとたち。ますます「暴れろヴォーイ!」な感じがなくなって、メロディーのある一昔前のヴィジュな感じ。ラルクのPiecesみたいなのが始まったり、HydeのHELLOみたいなのが始まったりする。ああ、ヴォーカルが抱えているギターまでほぼHydeモデル…。
このバンドに対するリアクションとして何をしたら良いのか掴み得ず、どうにもこうにもパンチ力が欠如していて、いろいろとその取っ掛かりの無さが何なのかについて議論していた。一生懸命情熱的にinマイワールドで歌ってくれるんだけど、どうしてもここまでそのワールドが届かないんだよー。
要するに良くもなく悪くもない取っ掛かりの無い、右から左に流れていってしまった。最後にドラマティックに締め(たつもりで)帰宅して、最後まで放置された気分。与えられた仕事はソツなく消化する当り障りの無いサラリーマンの仕事みたい。ボーナスイマージュ、ステージからハケたあとはカチャンとタイムカード押して帰ってるんじゃないか、と言う結論に落ち着いた。
ボガスのdeadmanとの対バン時は、あのSEでの、死人客に対するちょっとしたフェイントがポイントね。impの元ネタである。


■KISAKI PROJECT
キ様ガチ。この気持ちを「ガチ」と表現せずして他にどのような言葉を見つけられるだろうか。キ様ガチ。ガチガチ。
JILSもビックリの、ものすごいゴテゴテに「切なドラマティック」なSEを背負ってサクっと登場したヴォーカルがヴィドールお樹威様なんですが。もー凄いの、これでもかっつーくらいの切なドラマティックなバラード曲に、コブシ効きまくりツヤツヤのステキさが加減を知らないようなジュイの声が乗る訳で、うわー、すっごいなー。ツケいるスキがこれっぽっちもない、これコテコテだよ、いやゴテゴテだよ、人工調味料まぶしまくりって感じ。クドすぎて身体に悪いわこれ!でも何か目の前にあったら寿命を縮めながらガツガツ貪り食うんだよ。そんな感じです。とても好きだと思いました。うふふふ…、寿命縮まったな。ガチ。
やっぱジュイ氏の声そのものは良いですねぇ。あの声にあのおげひんバンドは勿体無いって。キ様の俺俺ベースと共に時代錯誤な髪型に惚れ直した。
上手ギターの人が化粧した及川光博のよう。怪しい。


■D
ああっ あー様っっ!! あたしをもっと煽ってぇっ
「まだまだいけるかぁ!」「まだまだー!」「マダマダァッ!」「ヴォーイッ!」私、岡ひろみ。浅葱様は宗方コーチ。客は全員お蝶婦人。「D、エースをねらえ」もっと!あー様煽って!あぁぁあぁぁあ様あぁぁああぁ!!! もっともっと煽って!マゾい。ああ、他の誰でもなく、あー様に煽られるとどうしてこんなにも幸せな気分になれるんだろうっ
メンバー総黒エナメル衣装でコッテコテの世界観耽美系音楽集団が、真面目に手旗信号って絶対に絶対におかしいって!!どうして誰も「この場はおかしい」と指摘してくれないんだよ!おかしいよ!ああっ ステキだっ!ここは日常とは切り離されたステキな異世界だわっ!
やはり真面目に意図不明なバンドに俄然燃えるねー。これヴィジュアル系の醍醐味。猛烈に熱血な勢い、全てが巻き込まれていく。ふはははははは行こうぜDへ!めくるめくここではないどこかへ!


■deadman
あー、いいよなーdeadman。やっぱ格好良いな。
凄く良い声出してた上に絶賛痙攣中、眞呼様絶好調。はー好きだわー、死人いいなぁー。派手な何かがあるわけじゃあないけど、引き込まれるのよねー。簡単に見入っちゃうし曲にぶくぶく溺れていけるもん。いいよなー。いい演奏してるよー。701125の曲馴染んできた。感想この数年間で言い尽くしたけど、やっぱりいろんなバンドを並べて見ると、deadmanは凄いんだなぁと。けっ 信者っぽい。
相変わらずドリス素敵でした。大好き、大好き。でもあちこちの感想を聞いてると、ドリスからの手紙をライヴでやるとダルいとかで不人気みたいね。なんでかねー。
soSf素敵でした。眞呼様の尋常ならざるアクションとヴォーカル素敵でした。
タカマサのおしゃれスカーフとaieの輸血前髪一歩手前のヅラはどういった根拠なんですかねー。
【SET LIST】25/ god/ blut/ ドリスからの手紙/ soSf/ re:make


■D'espairsRay
なんか前3バンドの面白さ波状攻撃で相当楽しくなっていたのでノリまくる。
ディスパは自分から掴みに行かないと乗り遅れるという事は、過去の実績より立証済み。とにかく何でもいいからノっとけ。
ファシズムの着席でまたも強引に全員座らせられる訳で、客はものわかりが良いと言うより、ここまでくるとただ観念しているのか、手際よく座らされてました。あとは飛んでモッシュ…じゃなくてヘドバンだった。くそっ…
よく考えたら何があったという訳でもなく、与えられたモノでガン乗りしてるだけなので、ライヴの内容としては「そこにディスパはありました」ってだけのもんなような気もする。目新しい発見も特に無かったので、楽しかったのか楽しくなかったのかイマイチジャッジできないが、まあいいや。
途中で司がquarter voidを間違えた様子。水を吐きかけられる。かわいそうに…。
【SET LIST】Garnet/ MaVERiCK/ BORN/ quarter void/ murder freaks/ ファシズム

【edit:2004.6.14】

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