鯱ロングラン〜波瀾〜

ベリィ / COCK ROACH
deadman /人格ラヂオ


新宿LOFT
2003.5.30


ってな訳で、遅刻してベリィ見られなかったんですが。平日ライヴで18:30開演はキビシーッ!

【TOPICS】

・・・人格ラヂオがデンジャラスだぜ!




■ベリィ
う〜ん遅刻。残念。MCかったるかった、と聞きましたが。


■COCK ROACH
ヴィジュアル系坊主。
出す音出す音いちいちヴィジュくさいのに、何故か坊主。坊主が四人。ヴォーカルがダウンタウンの松っちゃんだもん。誰も同意してくれなかったけど。
イントロ聴いて、「ヴィジューッ!!」と思っても、歌声はそれですか、どこの野郎バンドですかお兄さん。そして一曲終わるたびに丁寧に「有難う御座いました」と。う〜んライヴ進行のお作法にも異文化感満載。
歌いだすまではアンミュレっぽいよね、だってお経っぽかったし。ゴスレベルとしては月とカメムシくらいの差があるんですが。ヴィジュっぽい・・・って、なんて言うんだろう。シャウト系じゃなくて。二世代くらい前のメジャバンっぽい。雰囲気系。で、LUNA SEAとかラルクとかPIERROTとかをもっとベタにした感じの。
ベースの人が凄い。怪しすぎ。今日はdeadmanのTakamasaが何をしても驚かないだろうと思えた。Shocking Lemonのヴォーカル並の動きの怪しさ。
これは・・・どういうジャンルだ?ヴィジュで活動してるんじゃないんだよね。ヴィジュなセンスと活動フィールドが一致してない、アイデンティティの乖離、性同一性障害、みたいな。そっちの世界の中では「お前女々しい音。」と言われ、ヴィジュ界では「坊主。」とか言われて、まるでアメリカにも日本にも居場所がなくて悩む帰国子女になってやしないか、とか。レッツ余計なお世話。
端的に言うと、野郎バンドがヴィジュっぽい音楽やってみました。ってな感じのバンドでした。雰囲気ある曲には、やっぱりルックスも大事でしてね。トキメキが無いと何かこう・・・ねぇ?ガーっと行けないのが愚かなバンギャルの悲しさって感じよね。
でも、ジャンル間での異文化交流はいいことだなと思うので、こういう機会に見れて良かったなとは思った。あ、このバンドの最大の敗因はバンド名です。無理。絶対に無理。
Official Site


■deadman
deadmanを堪能するのは久しぶりなのです。ワンマンはほとんど見られなかったし、鹿鳴館はそれどころじゃなかったのでね。本日はあまり出し物っぽいものが無くて、(良いように解釈すると)シンプルにバンドっぽく勝負!でした。相変わらず安定してて、安心して見てられてイイ感じ。
コーラスしてるaieが良い!上手いし、格好いいねー!ずーっと眞呼様鑑賞していても、コーラスが入るとギタリストにサッと視線が移る。
なんだ、しかしaie、普段にも増してミストーンまみれな気がしたが。お姉さんドキドキしちゃったわ。ギターよりコーラスのが上手だね、とか情けないこと言われてた。私もそう思う。何故、あのようなギターを擁しながらdeadmanはあれだけの音圧を出せるのか。バンド演奏っつーのはわからないわね。美しいクリーントーンで奏でる盲目の羽と〜のイントロのアルペジオが聴きたいでーす。
あぁ、今日の眞呼様は一段と「触れてはいけない人」と化していて、白目を剥いてわしゃしゃしゃしゃと笑いつづけてました。怖い。そしてそんな眞呼が好き。銀のパラソルでいぢましい女に変身するその落差も好き。
あとthrough the looking glass(通称アリス)。通称名にこだわるのは・・・えっと解ってください。歌詞が無くてひたすらラッタラッタ言ってた頃のアリスが実は好きだけども。
蟻塚の・・・、蟻塚が終わった後の客フロアの沈黙状態が楽しくて。
初めてdeadmanを観た友達が、タカマサに一目ボレしてた。何が起こったんだ・・・?


■人格ラヂオ
儚げな音楽にデンジャラス。
人格の音楽って、私には落ち着かないのよ。私はね。つかみどころの無い歪んだ浮遊感。変に不安を掻き立てられる音律ね。そういうのがあるのよね。(例えばムックとかね。逆にdeadmanはとても落ち着くのさ。)だから前半は不安定で仕方なかったのね。なんだかこう、落ち着かないぞ、落ち着かないぞ、と精神的にモゾモゾしながら観てた。あの音楽でスーツでキッチリっていうのも違和感か?あれでヒラヒラの服着てたりとかしたら違和感無いのかな?でもなぁ〜・・・とか考えながら。
そのうちヴォーカルが、浮遊感イッパイのその音楽からおよそ想像できぬ饒舌でしゃべくりだし、ギターにねりちゃぎ食らわせ、お人形さんをブンブン振り回しながら「本気で」客をブン殴り始め。
・・・ここでいう「本気」とは、文章からたやすく想像できるような生半可な本気ではなく、まさに「本気」としか形容できない、あらん限りの力を絞り尽くし振りかぶる、強烈なモーションとスピードで繰り出されるもの。渾身の「お人形さん」アタックであります。しかも笑顔。
そ、そんな線の細い儚げな音で逆ダイ!逆ダイを!するのかっ!あ、ああああ煽るのかっっっ!スゲーよ「溺愛」!そんなに細い・・・ あぁっ、ヴォーカルのダ、ダイヴが!しかもちっとも沈まねぇっ!音も細いが悠希も細いぞオイ!そんな日常茶飯事のようにダイブしてっ!
あーぶーなーいーっっっっっ!何なの!危ないわ!ここはデンジャーだわ!デンジャー!デンジャー!デンジャー!
そして、前々から面白い面白いとは聞いていたが、まさかここまで喋りまくりなMCをかましてるとは。他バンにからむからむ。絶対にdeadmanネタが出るとは思ってたけど、bloodのイントロをなにげなーく弾いてみたり、眞呼の真似して「ショウタァ〜イム♪」とか言い出したり。あーdeadman好きなのねー。なんかWaiveも真っ青のマシンガントークで。あの人は素であれだけ喋る方なんでしょーか?
「バンギャルの三大習性は・・・」とか語りだし、バンギャル様に暴言を吐いてると、客も客で、すかさずお人形さん(使用済み)が投げつけられる。ナイスツッコミ人格の客!大好きだ愛してる。
他のバンドと比較して抜群に「独特の雰囲気」を持ってるって事で。
MCが激しく面白いからそれでいいや。波長は合わないけど、気は合いそう。
その後呑んでたら、酔っ払ったところで「ユウキアタック!」とか言ってどこいつのトロがいっぱい飛んできた。


ああ、追記。
あのさ。全体的に、照明、ヘタクソだった。タイミングが・・・なんか。



【edit:2003.6.7】

TOPページを開きます