deadmanを追いかけて三千里。遠征一日目です。チケットがあっという間にSOLD OUTです。ソールドしてから気が付いた。ムックとWaiveとJILSの動員力を見誤ってたよ、やべぇ・・・と。それでも手に入れましたわ。ちょっとだけ頑張った。整理番号750番くらいまで出した、とのことですが、私が持っていたのが750番でした。ギャグか、これは。ボトムラインにそんなに大量の人数入らんよ。こんなに人であふれてるのはボトムにはあんまり無いらしい。おまわりさんまで来ちゃったみたいで、なんだかすごいことになっていた様子で。荷物を持って入ると人間が入りきらないから、ゴミ袋500円で売るからその中に荷物全部入れて預けろとか言い出す始末。もうめちゃくちゃな具合が良く分かります。ハウスのスタッフがキリキリキリキリしてて怖かったでーす! :TOPICS: 本日は、GULLETですね。もう、GULLET参りました。オープニングアクトのくせに完勝。ムックも、想像と違った格好良さがあって、認識変わったなー。JILSは、あー、もー、幸也さんだなぁーっと。deadmanが自分的には不発。Waiveもあまりくるものが無かったですがどうしたんでしょうね? ■GULLET(3回目) あ―――――――…。どうしよう。これは…。ヤバイ。 ライヴが始まってamnesiaで出した音の一発目がぐーっと深い。あ、これは違う、という予感にドキドキ。ちょっと、凄いかも、これ。あぁ、どうしよう。どーしよー格好いいよー。今までは「ふーん」とか思いながら冷めた目で見てたけど、いきなり認識くつがえされちゃったみたい。たった四曲の短い時間で完全ノックアウトだわ〜!ベタ惚れしてしまった。この迫力、そうそう無いよ。すげぇかっこいいっっ! なんかね、個々の迫力も勢いもあるんだけれど、キレイに重なっていなくて、ゆらゆらとうねってる。なんだろ、それがまた不思議な感じ。これは何だろうね。バンドとして上手いんじゃないんだろうけれど、それすらブッちぎっちゃってる感じ。 玄人ウケバンドの癖にフロントライン全員に迫力があって凄いな。激しい曲で全員がバーッと前に煽りにくると、そこらへんの煽りバンドなんか目じゃないくらいの派手さとハクが。そういうとこ、keinに通じる、感じ、かな? 曲名知らんのですが、gageってことになっているあの曲が、なんだかめちゃくちゃ速くなってた…。素敵だ…。 あんなたたずまいでいて、漾さんってば、前座のGULLETです、前座はごはんにでてくる漬物みたいなもので、後に出てくるバンドを盛り上げるためにいるんで、盛り上がってくださいとか、言ってたんですけど。GULLET漬ですか…。白塗りしすぎで目のまわり真っ赤でトサカまで立ってるくせに、なんであの人はあんなにかっこいいの、ねぇなんで?隣の人曰く、ライヴ終了後の感想第一声が「ヴォーカル男前」。歌すごいな〜細くなくて映えるから音源よりもずっといい感じ。大好きだ。 アキ氏のドラム特徴的だなー。パコーンって感じで。あれでアキ本人的にはバッチリだったそーだけど、どうかね?好き?パコーン。スネアはああいう音も出るのね・・・。玲央さん怖いよー。フロアを覗き込んで口をぱくぱくしないで、怖いからヒィィィ〜っって感じで。覚氏は、SUGIZOバリの優雅な動きしてましたな。玲央ゆきの漾に負けない存在感のある方ですな。ゆきの氏がなにか有り得ないパンツを履いていたそうで、よく見えなかったんだけど、見たかったよ私…。悔しいっっっ…。 フロアはあんまり盛り上がってなかったけれど、まぁこんなもんじゃないかな。こういう種類のバンドは、別に客が暴れてようと暴れてなかろうと、いいライヴならそれで良い。 【SET LIST】1.amnesia 2.persecution complex 3.gage(と世の中で言われているもの) 4.cult ■Waive(4回目) SEがルパン…。孝介汗っかきだなーもー。もっとかわいい考介でいてくれなきゃイヤッ!Waiveこんなんだったかな?前見たときはもっと良かったような気がする。演奏も。歌も。スパナとかこう、なんかさー、こみあげてくるものがもっとあったはずだったんだけどなー。変だなー。まーWaiveが悪いっつーよりはGULLETに持ってかれちゃったんだってことだと認識した。あれに勝てるインディーズバンドは、私の中では無い。(しくしく)。 とかいいつつガーリッシュマインド踊りまくってやったわ〜へっへーんだ〜。ちょと短かったような気もしたけどねー。Waiveの曲を聴くと懐かしく思えるのは何故。あー善徳のドリンクがチルミルなんだけどー。おもちゃの光線銃をPUに当ててぎゅいーんってやってたけど、アレはなんなんでしょうかねぇ。 時間にして一曲分は余裕で潰してMCも健在〜。毎回普通に面白いから、なんかそれはそれですごいことだよねぇ…。名古屋の客はシャイボーイ&シャイガール!「お前ら、なんでこのイベントにひとつだけ全然違うバンド出てるんだ、とか思っとるやろ、JEEZ堀田繋がりでしょうがなく出させてもらってる、とか思っとるやろ、んなことないでちゃんと仲いいから」とか、大筋でそんな内容を善徳がまくし立てておりましたが、GULLETとdeadmanとボーリング行ったとかで…。なんだかあそこらへん派手につるんでたらしいですよ。aie氏がいじられてました。関係者席に本人不在にもかかわらず。 【SET LIST】1.FAKE(多分) 2.(?) 3.スパナ 4.わがままロミオ(と思われる) 5.ガーリッシュマインド 6.バニラ ■deadman 一曲目quo vadis変だ…。妙に遅く感じるよー。なんかさーイマイチな感じがしたんだけど、どうしてだろ。なんだか雑に終わったような気がするんだけどねー。今日の眞呼さんあんまりキレが無いよー。もっと一心不乱にblood行進してくれなきゃヤダッ!あとカラコンしてなくてなんか変だったよ!あと髪の毛がもさもさもさもさしてたので縮毛矯正をかけたいとずーっとしつこくしつこく思ってたよ!衣装新しいNa+hだったなー。もこもこ。 deadmanにボトムラインのステージは広すぎるのか、やたらと閑散としているように見えて。ステージの隙間を埋めるオーラ不足。切ないね。 そんなわけで、なんか死人ちが―う!って感じでしたとさ。相変わらず苦悩とか甘い死体(仮)とかはイイ感じだなーって思うんだけどさ。 aieがちょびっとだけど煽ってたのはなんだろう。めずらしいものを見てしまった。もっとやって。 あぁ、苦悩をやっているときに、二階でほおづえついてうっとりと眞呼を見つめる田澤考介を目撃、ちょっとなごんでしまったわ…。 そう、下手にいたアレはなんなんすか。「黒いオカマサ」。もうゴツいボディにたまご肌キャミソール合コン女くらいじゃ驚きませんわ。ええ。ええ。あの方、顔の下半分を真っ黒に塗りつぶして、ご丁寧に白い縁取りまで付けたメイクしてんですけど。オカマサバージョンアップして何がなんだかわかんなくなってて…。大好きだ!あぁマサ子大好きだ!ブス最高!ジーク・ブス! lunch boxの時マイクトラブルで音が出なくなって、眞呼ががーっと下手のマイクスタンドに走っていって…、「黒いオカマサ」と衝突して派手にのけぞってて、いさぎよく諦めて上手に走っていってaieマイクで歌ってたのが、ちょっと面白かった…。本当は格好いいポイントになる筈だったのに。 【SET LIST】1.quo vadis 2.溺れる魚 3.blood 4.苦悩の中の耐え難い存在 5.新曲(蟻のたかる甘い死体)6.lunch box 7.re:make ■JILS(4回目) SE無しで、のそっと出てきて「… … ぃやるか。」って、どうもこれからライヴをやるようには聞こえないようなニュアンスの、幸也氏のお言葉で幕を開けました。そこまでラフでいいのかJILS。 私ね、ライヴでね、藤田幸也氏を見るたびに、ビックリすんですよ…。ええ…、ビジュアル方面で…。メディアの画像ばっかり見てると、こう、何かどんどん「現実」とズレていくんですよ。そんでライヴで見て我に返るんですよ。あ、ヤベ、社長、脂○だったっけ、って、驚くんですよ。慣れないんですよ。いつもドリーマーなんですよ。幸也氏の愛人にしてもらいたいんですよ。要するに、LUNA SEAのドラム叩いてる人がヴィジュアル系なら、それがヴォーカルやってたとしても一応ヴィジュアル系なんだなぁ、と納得するんですよ。意味不明。 でもね、視覚面なんて、いーんです。あの美しい声でさえも、○肪のおかげなんじゃないかなぁ、って思わずにはいられないんです。JILSは幸也の歌です。他三人のステージ上での「存在感」は「メンバー」なのだけれど、サウンド的にはサポートみたいな気がするんです。ライブ見てると如実に感じます。とにかく歌メイン。幸也氏は6曲全てギターを抱えて歌っていらっしゃいましたね。それで「歌がおろそかになる」と本人は仰っておりましたが、もうギター持った幸也がいりゃ完成、いいじゃん、みたいな錯覚まで起こします。こういう感じは、なかなかヴィジュアル系には見当たらないです。それくらい幸也に偏ってる具合のバンドですが、別にいいです。私は一朗が、一朗が、一朗が大好きだから音的に偏っていようと別にいいんです。今日の具合では田澤孝介<一朗。かわいい。ごめんなさい可愛いです。どうしよう一朗かわいい。 希望の石と絶望の花とか、xxxBLUEとか、独白に入っていた曲好きです。なんか幸せになります。でも本当は、幸也さんには、胸がきゅーっとするような繊細かつ切ない歌を歌って欲しいんです。Sinなどの。D≒SIREのような。藤田氏にはもっと不幸になって頂いて、後ろ向きな歌を歌って貰いたいのです。でもJILSファンには、心の音とか赤い花が大人気だねえ。赤い花を歌わせたろうと、チラシの中に赤い花の歌詞入れてましたよ。練習までしました、。練習というよりも…、一番(?)だけのアコースティック赤い花が聴けてしまった…。「歌詞見れば歌える」という、私のような、中途半端なファンにはありがたいですね。でも歌詞見てるより一朗見てなごんでいたいので却下。サビに入るとこの「こーえを〜」って出来れば別にいいような気もします。 ギターを持った幸也氏も、まるで幸也 with JILSみたいでナイスですが、フルパワーで歌う幸也氏の歌と、バキバキのバンドサウンドなJILSも見たいな。ワンマンに行けってか!すみません!行っちゃうかも!配布に釣られて!あぁん幸也のバカぁ! 【SET LIST】1.終わらない夜の夢 2.螺旋-Spiral- 3.希望の石と絶望の花 4.xxxBLUE 5.心の音 6.赤い花 ■ムック(2回目) あのねぇ、ボトムについたらうじょうじょいるんですよ、ムックコスが…。私ムッカーにいい思い出が全くないので、こうなんか、あぁ、いるよ…って、イヤーな感じに。そう。あのですね、PIERROTの時に目の前でたけのこダンスを披露してくれたあのムックコスが居やがんの。またかよ、またいるのかよこいつ等…って、どんどんムック嫌いになってくワケ。JILS終わって、さー帰るか!って気分なワケ。 …なんだけど、フタ開けてみたら、なんかさー、ムックかっこよくねぇ?あーこりゃかっこいいわ…。想像以上にタテノリだったー。これまで平和なノリのバンドがやってきて、同じ場所でムックになったらいきなりタテノリ・モッシュ・ダイヴの危険地帯になっちゃうから凄い。ヴィジュ離れした、ディルのもっとヴィジュ離れさせたって感じのノリ。またお客さんもダイヴがうまいんだわ。コロダイじゃなくてー、這ってくんじゃなくてー、つるつる転がっていくダイヴ。見た目あんなに地下室系のくせに、あんなに音源にゃ怨念こもってるくせに、音はヴィジュじゃないのね。あーCRAZEとやっててもBUGとやっててもおかしくないわねえ、って感じのへヴィ。ライヴの音は好きで、がーっと走っていってあのノリノリに混じりたいんだけど、え、でもムックだし、暗いし、YUKKEキモいし、で、まだ躊躇する。ムックの雰囲気、受け付けないタイプなんだけれど、あと一押しでなにかハマッたりするかもしれん。怖いぞ…。ムック嫌いなのはムックコスのせいで何か変なイメージついちゃってるからかな。あーあつくづく罪だよムックコス〜 【SET LIST】友達が死にましたとか大嫌いとか。 ■おまけの旅行記 青春18きっぷ使用にて、名古屋まで四時間弱。ほとんど寝てた。乗り換えの駅のホームがめちゃくちゃ寒い。伏見に取ったホテルは2/23のライヴ時に使用すること確定しているため偵察を兼ねていたのだが、バカ高いくせにどうしようもないダメホテルでガッカリだ。ネットの知り合い数人に会う予定であったが、ひとり出会えず残念。もうひとりはライヴ中にゲット!フフフ・・・。並んでいる最中にJILSファンのおともだち確保!生で幸也キックを見た人に初めて出会いました。リアルな話に燃えました。出会いの多いライヴでしたわ。でも帰りはやっぱりひとりです。ひとりでご飯食べに行ってもなんなので普通にコンビニでおべんとー、みたいな。よく考えたら朝ごはんも昼ごはんも食べてないぞ、みたいな。そんでホテルでだらーんと寝た。あぁ、ダメホテルだけど、気持ちいいねぇホテル宿泊は。 ■おこづかい帳
(明日に続く) 【edit:2003.1.4】 |