Dir en grey 列島激震行脚 2002 The Japanese
Fucker Family Dir en grey、アルバム「鬼葬」のツアー、その初日です。 今まで数々の屍を築いてきたディルのスタンディング。 あのね、最前かつ中央で見てました。 死ねます。あれは死ねます。マジでキツイです。 強制的に一定のスピードで2時間中マラソンしてるような、または2時間中ジェットコースター乗りっぱなしのような。 しかし、なんだかもうヤケになって耐えてました。 終わった瞬間の感想。 「・・・やり遂げた」 ディルの最前中央で最初から最後まで見ていることが出来た、っていう達成感。 ライヴハウスで死んだ人間なんか聞いた事無いからきっと私も死なないだろう、っていう・・・。「肋骨剥離骨折」くらいはするかなぁとか思いましたけど。スタンディングで身体に危機を感じたことって、今まで本当になかったんだけど。流石にあのディルだからな〜。しかもこの日は後日と照らし合わせて考えるに特に大荒れに荒れたらしく。このやわらかーい内臓に一体何Gかかってるんだっつーの。3曲目で最前列の顔が全然違うの。バタバタと逝っちゃって。後ろからもゾロゾロ引きづり出されるし。 だからね、精神状態の9割が「維持」なの。 目の前のド迫力の京も、朦朧として何がなんだかわかんないの。 最前で優雅にメンバー見物なんて状態じゃ無いの。まず上向けないの。全身全てに気を払っていないと内臓破裂で自爆。 判断としては、ライヴを楽しみたいのならさっさと下がるのがよほど良策だろうってことは、そうね私も馬鹿じゃない、よーく分かっていたのですが、めったにないことですし一生に一度くらいはああいう体験もしておいてイイだろうくらいの勢いで、ヴィジュヲタの意地とプライドにかけてかじり付いてましたわね。 もう上むいてるのも苦しくて僅かも動けないんだけど、それでも何故か笑顔で「邪鬼ィィィ!!」とかやってる自分は強い。声だけは出るのよ声だけは!押されすぎて前のめりになっちゃってステージは勿論見えないし体も起こせないのに何故か朦朧とMASK踊ってた記憶が。 「破壊主義者の黒いMASK〜♪」で、手をあげてたら係員がギブアップしたと勘違いしてワラワラ寄って来たので恥ずかしかったような記憶が。 とはいえ最前は最前なので、ナイスビューであることは間違い無いわけです。 そうすると、そういった状況であるが故に心ゆくまで美少年鑑賞会になってしまいましたね。いやーディルのメンバーって、ハイレベルな目の保養です。 Shinya&Toshiyaはホントに綺麗でした。うーむなんか不覚。 京はミニマム。改めて小粒小粒(くすくすくす) 薫Dieは場所の関係上あまり見てる余裕なかったですけれど。 ライヴ自体は多分、呆然とした意識の中で何がわかるかって感じですけれど、あんまり良くなかったと思う。初日だし。例えば鴉はもっとライヴで迫力を出していけるのではないかと。MACABREみたいな、やっぱりああいう迫力がないと。 京が踊らなくなったのはなんか理由あるのかしら。MASKだけだったフリついてたの。 盛りあがってないって連呼してましたからきっと盛りあがってなかったでしょう。 これからディルツアーは量行くんで・・・もう身体がバラバラになりそうなのでチッタ二日目は申し訳ないながらチケットを某嬢に託して欠席させて頂きました。 はー。蒼い月もAshもやったそうな。で、むちゃくちゃ盛り上がったそうな。チクショ・・・ ■本日のトピックス【最前列朦朧の中で見たもの】 ■Toshiyaのイヤらしい笑顔と脅威的ナイスバディ。 出てきて目の前で見て生の迫力に感動したのは、なによりもToshiyaのスタイルの良過ぎる事。手足長すぎ細すぎ。それで美形さんなのですが、なんだかあまりにも人間を超越しすぎていて、むしろ妖怪みたいでしたね。あの、とっても爽やかでないイヤらしい笑みといい。私いきなりToshiyaウォッチャーになってしまった。強烈。 ■Toshiyaのケロイドミルクでのエラそうなアピール。 京君は歌っておりますが、イントロでなんだか持て余したToshiyaはとても満足げに右手をあげて「さぁ!!」と、もうヴォーカルの役目かっさらってアピールしまくり目立ちまくっていて、Toshiyaっぽくて面白かったです。 ■Shinyaの人間の常識的体型を超えた細過ぎる足。 あの足を拝見できるのはステージ入退場の時のみなのですが、開いた口がふさがらないほどとんでもなく細かったです。生の迫力。しかもシリコンストッキング。性別に疑問を感じる。 ■京のちんこ。 なんか約1名ステージ上で堂々とちんこさすっているひとが居ました。いやん!初日だからってかっ飛ばしすぎ京様ー! ■薫のライトハンド。 鴉にて。ピコピコとライトハンドやっていました。同時にToshiyaも暴れまくったり大回転している時なので下手が見所になっている鴉の前半。 ■Toshiya&薫のラヴリーJESSICA。 (説明しづらいのだけれど)二人してぴったりとくっついて同じように膝でノっていたのがめちゃめちゃ可愛かったです。JESSICAは基本的に全員笑顔炸裂で楽しいです。 ■イケメン・ローディー。 ひとり、やったらとかっこいいスタッフが居ます。良く見てください。髪が長くて顔が小さいアイツがそうです。スタというよりもむしろバンドマンなオーラをかもし出しております。開演前のひまつぶしに目の保養って、どうですかねぇ? ■何故か上手ソデに村上源。 ・・・私はスタッフに何を見たんでしょう。でも確かにヒゲ&メガネの村上さんが居たのです。何故!! 【SET LIST】 【write 2002..3.28】 |
Dir en grey 列島激震行脚 2002 The Japanese
Fucker Family 開演前の気合は川崎・名古屋なんかよりはるかによかったのだけれど。なんだろなーファン皆気合が入りすぎてぎゅうづめになっちゃって前列がへたばっちゃった様子。 前日・今回含め、メンバー的には「大阪ショボイ!」という印象を植え付けてしまったこと否めないのではないかと。京様ご立腹。まぁ・・・ご立腹した京様も可愛らしいものではあるけれど、中断→ピンクキラー削除っていうのは見ているほうとしても不満ですわね。 あまりにも詰まり方が酷く、維持が結構大変だったので3曲目で脱出しちゃった。 ついでに失神者も拾っていってしまった私は ON AIR OSAKAってバーが少ない様子で、「一柵目」が異様に広いから余計にとめどなく押して押して押しちゃうのかしらねぇ。 1.少しでも前に行きたい(少しでもメンバーに近づきたい) 2.適度に盛りあがる前で揉まれてたいけど故意に前に入らない(ダイブ・ダイブ飛ばし係) 3.後ろで安全に暴れたい(ヘドバンし放題・声出し放題) 4.後ろで傍観者に徹する 四者のバランスが悪いとフロアも変わってきます。 1が多ければ潰れるしへたばるし、アンコールどころじゃないわ!ってな状態になっちちゃうしねぇ。 かといってあまりにも少ないと、密着感が無くなって、それもなんか手持ち無沙汰なわけで、昨年夏のNKとか人が少な過ぎてスカンスカンで面白くなかったとこもあったし。 大阪は1が多過ぎでしたかね。チッタ一日目もきっとそんな感じ。 で、2が殆どいない。スペースがないから発生できないっつーか。 名古屋は割とバランスよさげな感じだった。一柵目の後方に少しだけ空きがあるくらい。 2と3が多いと盛りあがるんじゃないかなーと思った昨日の自分。 1と4だと結構最悪です。最近のバンドにはありがちでしょ。前の方で逆ダイっ子、後ろのほうで「寒っ・・・」 と、そんなわけで後ろで見ていた大阪でしたが、じっくり見ちゃうね。うしろでみていると特に聞かせ所で「・・・あ?」「・・・あ!!」っていちいち突っ込みたくなるような演奏してましてね、あーディルもツアー始めはこんなもんなのかなぁと思ってしまったりしましたね。もっと頑張れ。 embryoだけは毎回とても良いんですけれど。何故か。キーボード入っているからだけだとは思わない。かっこいい。薫のシタールが好き。知らんけど。 スタンディングだし、聴かせる曲は多分、練習なんじゃないかと私は勝手に思っている。今回、本当に演出全然無いしね。飛ばせる曲メインなのでしょう、と。 飛べはしないですけれど、後ろのほうでこれでもかというくらい踊り狂い叫んでました。ヘッドバンカーも出現。うーんヘドバンも楽しい。 しかし残念な事に、本編ラス2の羅刹国で下手が潰れてしまって、中断してしまってます。で、メンバー呼び戻すのに何故か「アンコール!アンコール!」とコールをしてしまった為かどうかは知らないけれど、有った筈のピンクキラーは闇夜に葬られてしまった様子です。あぁー「アイヤイヤ〜♪」ってやりたかった。 しかし、しかしですな、京萌えです。益々京萌えです。激しく京萌えです。もう見れば見るほどカワイイです。もうカッコつけてるところもエラソーなところもおとなぶってタバコ吸ってて清春になりきってるところも何もかも萌えです。アンコールで出てきてくすくす笑いながら「倒れるなー・・・」って、あの素の笑顔は凶悪だ、いやSweet my honeyだ。ジェシカの笑顔だけでおかわり3杯はイケるよ!!京カワイイ。カワイイって言うと絶対に怒り狂いそうな所がカワイイ。大阪で「うっせードブス!!」が聞けなかったのが心残りです。 「露骨な美形マニア」としては相変わらず普通にToshiyaウォッチングもかかさないんですけれど。 終演後はグランキューブとおなじく焼き鳥しばいたです。うーまーいー。ライヴあとのゴハンって、美味いです。楽しみのひとつであります。 宿泊したホテルは、ツインでひとりアタマ3500円。激安だったので、朝のフロントを見る限りでは「虜の巣」となっていたようです。笑える。 【SET LIST】 【write 2002..3.28】 |
Dir en grey 列島激震行脚 2002 The Japanese
Fucker Family 当たりの日。見所満載の楽しいライヴだったと思います。メンバー様も大喜びで! 「あんまりこんなことは言いたくないんですけれど、今日は楽しかったです」と言わせたくらい。京様、つまんなかったらつまんないって素直に言う人だから余計に嬉しいですねこりゃ。特に後ろの盛り上がりが凄い。前列はぎゅうぎゅうで息も絶え絶えなんだけれど、後ろから怒号が飛んでくるのか心強いですな。そして恒例のダイバーがこれでもかというくらい飛んでくるもんで、痛ェっつーのボケェ!!とか喚きながらでも、そんな死屍累々とした状況はやっぱりDir en greyならでは。楽しい。ダブルアンコールで遂に蒼い月に遭遇出来ました!輪廻地獄をこの世に再現させるあの蒼い月が!チッタ二日目欠席した自分としては、1度くらい聴いとかないと!くらい思っていただけに背筋ぞくぞくしたよ。来た来た来た来たコレだよコレ!って、それでもうへたばってるのに「ぶるーあーんすだぁぁぁぁい!!」とかなんか身を削って叫んでました。楽しい楽しい。しかし辛い。短くて良かった。輪廻地獄になったら体力持たないっつーの。 で、性懲りも無く二、三列目下手より中央で見ていたのが京。京、京、京、京、京。京様観察大会。回数を重ねる度に見れば見るほど可愛らしくて仕方ないです。あぁ・・・かわいい。可愛いって言うと怒られそうなところがまた余計にかわいい。今日はセクシーを演出してみたのかやたらとくねくねくねくねしてました。歌モノのキレは絶好調です。Toshiyaは少し髪を切って薄いアイメイクだったので、なんだかますます怪しい生き物になっていました。 □本日のトピックス□見所も満載な日でした。 ■ハナから見事にコケるToshiya 開演して暗転しますよね、それでメンバー一人づつ出て来て中央のモニターの上で一人づつ煽るんですが。Shinya君が出てきて薫君が出てきて、Toshiyaが走ってきて、モニターに飛び乗って、すっってーんと・・・そう、あれは漫画バリの美しいコケかただったわ! しばらくモニターの上で、コケた形のまま固まって動けなくなるToshiya。真剣な場面でファンの大爆笑を巻き起こしてしまうToshiya。頭を掻きながら定位置に向うToshiya。それを指差して笑うDie。動揺の中でのスタートは逆上堪能ケロイドミルク。わたしずーっと動揺してました。きっとToshiyaも動揺していたでしょう。でも面白かったから良し。 ■怪しい・・・Toshiya&Die あまりにも、そうあまりにも長い時間ずーっとぴったりとくっついて弾いているので、なんなんだこいつらは・・・と要らんことを考え始めて不穏になる私。 ■いじける京 「今日は、東京のスタンディングは、最後なんで・・・次に会えるのはホールになるので・・・」 と、ぼそぼそ話す京。客の反応は微妙。突然やる気を無くした京が「・・・・もういいです」とさして内容のないまま話を中断。あ、いじけた、と思ったときには既にembryoが始まっているという。あのさっさと次の曲に入れちゃうメンバーのコンビネーションにも感心してみたり。 他MCにて京様、「最前に男禁止って張り紙しておいたんですけれど。僕の周りには男こないでください」とか言い出す始末。嘘だ男好きなくせに。 ■「Ash!」・・・・・・・・??? SE「ジャランジャランジャラン!」「アーシュッ!!」しかし後が続かず、「・・・・・・???」ステージにしばし静寂が訪れる。ハテナマークの飛び交う中、「ジャランジャランジャラン!」「アーッシュ!」と仕切りなおして何事も無かったかのように演奏している。ケムに巻かれる客。昨日から機材トラブル多くないか?Shinya君が入るタイミング逃してただけだったりして。 ■オタオタする京 Schweinの椅子にて。何かの拍子に右目の白目コンタクトがポロリと落ちて、煽りまくりの最中にオタオタしている京。Schweinの椅子で素のかいまみえる京。イイ! 羅刹国にて。入るタイミングを逃して歌詞完璧に飛んで微妙な表情を浮かべる京。客も今どこを演奏しているのか不確実なままの弱弱しい「邪鬼!」が・・・いかんなぁ。 ■舞うToshiya! アンコールにて。多分秒「」深。Toshiyaのいで立ちがまたおっかしくって。素肌に着物まがいの着流しを羽織り、腹にTime Has Come!とか書いてるところからして謎。でもってステージ端からだーっっっと走ってきて、飛んでました。着物をバッサァァッとはためかせながら彼は宙を舞っていました。思わず「おぉー・・・!!」と感嘆の声をあげてしまった。しかしあれやね、Toshiyaは本当に漫画みたいなひとだねこりゃ。ちなみに京の衣装は、黒いタンクトップの背中に赤字で「極道マガイ」。わけわかんねぇよソレ! ■仲良し五人組 ダブルアンコールにて。超ディルアングレイ級の笑顔を称え肩を組んで現われる仲良しメンバー5人。微笑ましい!!なんかイイ!!素敵!!予定外のアンコールは蒼い月。余りのヒートアップに開始直後フロア下手が崩壊して中断。復旧作業中にドラムを囲んで仲睦まじく蒼い月の再開方法について会議をする仲良し五人組。 京様一喝。「倒れるな!!!!!このドアホ!!男居るんだろうが助けろ!」 ・・・そんな京ちゃんがもうまた可愛いの!ヤバいくらい可愛いの!ああぁもう可愛いの!「倒れるな!!」中断すらもいとおしい本日。 ■ウォシュレット??? 薫様!モニターに立っているShinya様の股の間からステージドリンクを放射するのはセクハラです!犯罪だと思います! これでディルのスタンディングツアーは予定分終了。長野と新潟、行きたいけどね・・・とほ。 今回はヴィジュアル系とかパンクとかなんとか、そういう音楽の種類分けが意味を為さないライヴ。Dir en grey系。 【SET LIST】 【Update:2002.3.28】 【FOOL'S MATE 2002.6 概略掲載】 |