Laputa
NEW CLUB CITTA' OPENING SPECIAL

2002.2.9
CLUB CITTA' 川崎






寒空の下、ダフ屋が「らぴゅーた割引!らぴゅーた割引!らっぴゅ〜ったぁ〜らっぴゅ〜ったぁ♪」と歌っておりました。
おっちゃんLaputaってどんなバンドだか知ってるんでしょうか・・・

今回はFC優先のチケットがひとり1枚ということで孤独に参加。情報筋によると、地方別にチケ番振り分けられたんだとかなんだとか!!で、我が静岡地区は800番代とえっらく後ろの方だったのでまぁええわーと開演ギリに行ったらかなりのぎゅーぎゅー詰め。甘かったです。リニューアルしたチッタはかなりデカイ。
というわけで下手後方にスタンバイ。混んでて動けん。私は上手だろうと下手だろうと真ん中だろうとどこでもいいのですけれど。

客観的に楽しかったです。
ヘドバンしたりフリしたりなんだりっていう積極的なアクションは殆どなかったんだけれど、耳からはつるつると身体の中に音楽が入って来るの。もう、ただ立って聴いているだけでもドキドキする感じ。メジャー数年クラスのプロはさすがに心得たライヴを見せてくれるわ。前回野音で自分的にはちょっとスベっちゃった感じのLaputaですが、やはり活動の本場ライヴハウスでは水を得た魚のごとしです。

akiは可愛らしく、そしてKouichiは麗しく、そしてJunjiの筋フェチで、そしてTomoi兄さんがいて全員好き。強いて言えば私は前のほうでもみくちゃになりながら暴れたかったんだけど、小心者なのでそこまで前には行けなかったですね。
相変わらず黒いお姉さまから黒いマダムまでが集っていて居心地が…イイ…

昨年聴けなかった曲をいっぱいやってました。新旧入り混じって、イイ感じ。Laputaは、あまり過去の曲を殺さないところが素敵。
私はALKALOID大好き人間なので、序盤戦2曲目でALKALOIDっていうのは少し残念でしたが、つかみは非常にOKです。そこからもうずーっとウキウキしながら見てました。とにかく気持ちイイ。どんな曲を聴いても気持ちイイ。凄いです。例え動かなくても踊らなくても存在感十分です。素敵だ三十路バンド!

中盤BUZZでは、Junjiのおかしなヘッドセット+「だぁーいあぅっ!!」でひとり爆笑してました。Junjiの取るヴォーカルが好きです。うーん末っ子可愛いわ!序盤の白いもこもこ衣裳も可愛いわ!でも下手に来なかったわ!うぅーむ。遠かったわ!
下手の主・Kouichiは、相変わらず麗しく気高くていらっしゃいました。しかしますます痩せた(やつれた?)気がする。華やかです。そして彼はよくフロアを眺めている。
カワイイakiがカッコよかったです。前半声出てなかったですけれど、特に困ったわけでも無し。

Laputaは手扇子が綺麗。
人の波の上を、ひらりひらりと舞い、ゆらゆらと踊る手が、綺麗。
手扇子を否定するバンドは多いし、あんまりカッコ良くないなぁって、思うことも多いけれど、Laputaは別で。激しくヘヴィな音の上をしなやかに流れるメロディを持つこの楽曲達の中にいると、思わず身体もメロに乗りたくなる。

春に出るミニアルバムからの新曲は、シングルっぽくさわやかで、ひと聴きで好きな感じ。発売が楽しみ。
Finalをトリに持ってきて、この曲随分人気の曲になったなぁ。そしてやっぱりミラーボールを回すLaputa素敵だ。

アンコールは結構淡白。当然アンコールには厳しいLaputaなので、アンコールは鳴りつづけるのですけれど、「本日の公演は〜」のコールが出たとたん皆引き上げて行きまして、あっさりしてるなぁと思ったのですよ。ナイフとかB.Cとかクラッシュボウイもやってないのにね〜、と。
皆さんあんまり楽しくなかったんでしょーかね?
でも私は久々のメジャーでスッキリ爽快。あ〜楽しかった。
Laputaはやっぱりハウスでスタンディングに限りますわ!春から始めるツアーがんばろう!多分2箇所しか行かないけど。


【SET LIST】(曲順は大体)
Blast Off Time ALKALOID 針の筵 君の声 Beautiful Place カナリヤ BUZZ Devil's Waiting an eternity Chimes MONOCHROME Borderline Final 新曲(Unususl)
EN-1 Programized Heaven EN-2 Breath


【Update:2001.2.13】

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