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ヴィジュアル系とリズム破綻

2007年03月06日

こんばんわ藤汰ゆき(仮)です。
おっといっけねぇ、ここは既にカリスマ様の大変個人的なブログだから名乗る必要がないんだった。
リズム感は大事ですよね。
そして言葉のリズム感は、時に崩していくことも。

芸人いわく、笑いはリズムを崩したところから発生すると
いつだか妖精さんが言ってました。

崩すとは言えど拍子あっての変拍子ですから
リズムの取れていない文章はあんまりスキじゃないです。

それのV系の話。

音楽で化粧して自己陶酔でカッコイイとされてる人々が
「しょーもないこと」を真剣にやってると、とっても笑える という
意外性… が笑いであり、そこが面白ポイントなのだ、とか。ね。

だから、いわゆる世の中が思っているステレオタイプの「ヴィジュアル系」観、っていうのをやられても実は中の人たちにはあんまりおもしろくなかったりするわけ。
リュシフェルやらNanaやらなんやらかんやら、決してバンギャに好まれない。ジュノンボーイも眼中にありません。
だってヒネリが無い。かっこいいものが無難にかっこいいことしてたって、そりゃかっこいいのかもしれないけど全然面白くない。
でもピンクハレルヤは理解されるんだ。ヒネってるから。
で、最近管理人的にはjealkbはどうなのかと問うてこられた方がいらっしゃいましたが、これについては面白がって見るつもりはあるんだけれど実は、あんまりおもしろ要素がない。
…らしい。
普通に90年代前半のV系かっこいい、と捕らえ追求してるから面白くないらしい。
その上演奏力微妙 とかだったら、そりゃ面白くはないわな。
それもそういうものだと思ってきっぱりとやりきっちゃえば楽しいんですけど。

魅力は裏の裏の裏まであって

化粧してカッコイイとされてるバンドが
実はパンツで湿度ダンス(ここでひとひねり破綻)
だけどやたらハイテクバンド(ここでふたひねり破綻)

それがいわゆるリズムの強弱。

デレデレよりツンデレのほうがもてはやされる時代でありますが、多分理由はそこらへんなんだと思われます。

いつもそっけない彼女が
俺様の前ではデレデレ(ここでリズム破綻)

化粧しててかっこいいバンド、じゃ食いつかないわけよ。
化粧しててかっこいいと思われてるくせに世間的にはかっこよさがられずにキモがられてるってところが既にひとひねりなんで、だからヴィジュアル系なる存在がベーシックにスキなんではないかと思うんですけど。

ひねる。

基本姿勢が「面白い」「愉快」「笑える」「楽しい」
なのに、それなのにふと泣かされる瞬間というのがある。
実はその一瞬こそが何にも替えがたい瞬間、そのバンドの罠にはまる瞬間だったりするの。

笑いっぱなしの人が笑うのと、無表情の人が笑うのでは重みが違うので。
無表情の人がいつまでも無表情なのもおもしろくはない。

こうして、
「無表情バンドのツッコミどころ」と「ネタバンドの感動シーン」を愛してやまないバンギャルが出来上がりました。


という雑談で埋めてみた。

最近砂糖の話題だらけでさぞかし面白くないブログとなっているであろう。

Posted:藤汰ゆき(仮) : 2007年03月06日 03:38


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